適応障害と仕事。働けないときに考えたいこと

目次
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こんにちは。
コンフィアンサスタッフ わたなべです!(/・ω・)/

「仕事に行くのがつらい…」
「職場に行くと体調が悪くなる…」
「仕事が続かないのは、自分が弱いからなのか…」

このような悩みを抱えている方の中には、
「適応障害」という言葉を知り、自分の状態について調べている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、就労継続支援B型事業所で支援をしているスタッフの視点から、

  • 適応障害とはどんな状態?
  • 適応障害になると仕事ができなくなる?
  • 仕事がつらいときはどうすればいい?
  • 休職や退職を考えるときのポイント
  • 復職するときに考えたいこと
  • 就労支援という選択肢

など、適応障害と仕事について悩んでいる方が考えておきたいことを解説します。

※この記事は適応障害の診断や治療を行うものではありません。
症状について不安がある場合は、医療機関などの専門機関へご相談ください。

【適応障害とは?】仕事が原因になることも

適応障害は、環境の変化や特定のストレスなどをきっかけとして、気分や行動などに不調が現れ、日常生活に支障が生じる状態です。

仕事では、

  • 職場の人間関係
  • 仕事内容の変化
  • 異動や転職
  • 業務量の増加
  • 上司や同僚との関係
  • 新しい環境への適応

など、さまざまなことがストレスになる場合があります。

ただし、「仕事がつらい=適応障害」ということではありません。
似たような症状でも原因や状態は人によって異なるため、「適応障害かもしれない」と感じた場合は、自己判断せず医療機関などに相談することが大切です。

【適応障害と仕事】働けなくなることはある?

適応障害になったからといって、必ず仕事ができなくなるわけではありません。
一方で、ストレスの原因となっている環境にいることで、仕事を続けることが難しくなる場合があります。

例えば、

  • 朝になると仕事に行くのがつらい
  • 職場に行くと強い不安を感じる
  • 仕事に集中できない
  • 人と話すことがつらい
  • ミスが増えた
  • 遅刻や欠勤が増えた
  • 仕事から帰ると何もする気になれない
  • 仕事の日になると特に体調が悪くなる

などです。
こういった状態が続くと、「自分は働けないのではないか」と考えてしまうこともあります。

しかし、ここで考えたいのは、「働ける・働けない」の二択だけではありません。
「何が仕事の負担になっているのか」を整理することも、次の働き方を考えるうえで重要です。

【仕事がつらい】何が負担になっているのか整理する

「仕事がつらい」と感じていても、その理由は人によって異なります。

例えば、

  • 仕事内容が負担
    • 業務量が多い
    • 自分の苦手な作業が多い
    • 急な変更が多い
    • 責任が大きい
  • 人間関係が負担
    • 上司・部下との関係
    • 同僚との関係
    • コミュニケーション
    • 職場の雰囲気
  • 働き方が負担
    • 勤務時間が長い
    • 通勤時間が長い
    • 休憩が取りにくい
    • 生活リズムと合っていない

などがあります。

「自分が働けない」と考える前に、

  • 今の職場が合っていないのか?
  • 今の働き方が合っていないのか?
  • 現在の体調では仕事そのものの負荷が大きいのか?

を分けて考えてみましょう。

【休職・退職】適応障害なら仕事を辞めた方がいい?

適応障害だからといって、必ず退職した方がいいわけではありません。

状況によっては、

  • 休職する
  • 勤務時間を調整する
  • 業務量を減らす
  • 業務内容を変更する
  • 配置転換を相談する
  • 職場で必要な配慮を受ける
  • 転職する
  • 就労支援を利用する

など、さまざまな選択肢があります。

そのため、「仕事を続ける」か「退職する」かだけで考える必要はありません

現在の状態やストレスの原因を整理し、医療機関や職場などにも相談しながら、自分に合った方法を考えていきましょう。
就労支援を辞めたいと思ったら|辞める前に考えてみてほしいこと

【休職】仕事から離れている間に考えたいこと

休職することになった場合、

「早く仕事に戻らないと」

焦ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、まずは治療や休養を優先することが大切です。

状態が落ち着いてきたら、

  • 以前の仕事に戻れる状態なのか
  • 同じ勤務時間で大丈夫なのか
  • 業務量を調整する必要があるのか
  • 職場環境を変える必要があるのか
  • 別の働き方を考えた方がよいのか

などを整理してみましょう。

復職の判断や進め方については、主治医や職場と相談しながら進めることが重要です。

【復職】適応障害から仕事に戻るときに考えたいこと

復職するときは、
「もう大丈夫だから、以前と同じように働く」と急に負荷を戻すのではなく、現在の状態に合わせて考えることが大切です。

例えば、

  • 勤務時間
  • 勤務日数
  • 業務量
  • 業務内容
  • 休憩
  • 通勤
  • 職場で相談できる人

などを確認してみましょう。
この際、復職できたことをゴールにするのではなく、「今までの働き方を続けられるか?」という視点も大切です。

【働き方を変える】一般就労だけが選択肢ではありません

仕事を辞めたあと、

「また一般企業で働かなければ」

と考える方もいるかもしれません。
もちろん一般就労を目指すことも一つの選択肢です。

一方で、現在の体調や働くための土台によっては、いきなり一般就労を目指すのではなく、段階を踏んで働く経験を積む方法もあります。

例えば、

などがあります。

それぞれ目的が違うため、「どの制度が一番良い」というものではありません。
就労支援とは?働き方の種類

【就労継続支援B型】まずは働く土台を整える

就労継続支援B型では、雇用契約を結ばず、自分の体調や生活状況に合わせながら作業や生産活動に取り組みます。

例えば、

「毎日安定して働くのはまだ難しい」
「まず外に出る習慣を作りたい」
「働くことへの自信を少しずつ取り戻したい」

という場合には、選択肢の一つになることがあります。

ただし、適応障害という診断だけでB型を利用できると決まるわけではありません。

利用には障害福祉サービスの利用条件や自治体による支給決定などがあります。
就労継続支援B型事業所とは?

■参考になりそうな記事:
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【就労継続支援A型】雇用契約を結んで働く

就労継続支援A型では、雇用契約を結んで働きます。

そのため、B型よりも一定の勤務が求められますが、一般企業とは異なる支援や配慮を受けながら働く経験を積める場合があります。

「一定の時間なら働ける」
「雇用契約を結んで働きたい」
「働きながら一般就労を目指したい」

という方には、A型が選択肢になる場合があります。
就労継続支援A型事業所とは?

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就労継続支援A型事業所とは?

【就労移行支援】一般就労に向けて準備する

就労移行支援は、一般企業への就職を目指す方に対して、職業訓練や就職活動などの支援を行うサービスです。

例えば、

  • 職業訓練
  • ビジネスマナー
  • コミュニケーション
  • 履歴書・職務経歴書
  • 面接練習
  • 就職活動
  • 就職後の定着支援

などがあります。

「今すぐ働くより、まず一般就労に向けた準備をしたい」という場合には、選択肢の一つになります。

【どこに相談する?】適応障害と仕事で困ったときの相談先

困っていることによって、相談先も変わります。

困っていること相談先の例
症状や治療について相談したい医療機関
職場での働き方について相談したい上司・職場の相談窓口など
就職・転職について相談したいハローワーク
一般就労に向けて準備したい就労移行支援
働く習慣を身につけたい就労継続支援B型
雇用契約を結んで働きたい就労継続支援A型
障害福祉サービスについて相談したい市区町村・相談支援事業所など

「どこに相談すればいいか分からない」という場合も、まず相談できる機関に話してみることが一つの方法です。
「社会資源とは?困りごとから利用できる制度・支援をまとめました」

【コンフィアンサの場合】適応障害で働くことに悩んでいる方へ

コンフィアンサは就労継続支援B型事業所です。

「働きたいけれど、今すぐ一般企業で働くのは難しい」
「仕事を続けられる自信がない」
「まずは働く習慣を整えたい」

という方に対して、一人ひとりの体調や状況に合わせた支援を行っています。

ただし、すべての方にB型が合うわけではありません。

お話を伺ったうえで、

  • A型の方が合っている
  • 就労移行支援の方が合っている
  • 一般就労を目指せる

と判断する場合には、別の支援機関をご案内することもあります。

大切なのは、「どの制度を利用するか」ではなく、「今の自分に合った環境はどこなのか」を考えることです。
コンフィアンサの支援
コンフィアンサ利用者さんの声

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【よくある質問】適応障害と仕事について

Q. 適応障害になると仕事を辞めた方がいいですか?

A.必ずしも退職する必要があるわけではありません。

休職、勤務時間の調整、業務内容の変更、職場での配慮など、退職以外の選択肢もあります。
現在の状態について医療機関などに相談しながら、自分に合った方法を検討しましょう。

Q. 適応障害でも働けますか?

A.症状やストレスの原因、職場環境などによって異なります。

無理に勤務を続けるのではなく、現在の体調や環境を踏まえて働き方を考えることが大切です。

Q. 適応障害で仕事が続きません。どうすればいいですか?

A.まず、「仕事の何が負担になっているのか」を整理してみましょう。

仕事内容、人間関係、勤務時間、通勤、職場環境など、原因によって考えられる対策も変わります。

Q. 適応障害でも就労継続支援B型を利用できますか?

A.適応障害という診断だけで、B型を利用できるかどうかが決まるわけではありません。

現在の状態や必要な支援、障害福祉サービスの利用条件などを確認する必要があります。
就労継続支援B型事業所とは?

Q. 障害者手帳がなくても支援を受けられますか?

A.制度によって利用条件が異なります。

障害者手帳を持っていないからといって、すべての支援が利用できないわけではありません。
障害者手帳とは?3種類の違い・メリット・デメリットや利用できるサービスを支援員が解説

【まとめ】適応障害だからといって働き方を諦める必要はありません

適応障害になると、仕事や職場の人間関係などが大きな負担になり、働き続けることが難しくなる場合があります。

しかし、

  • 適応障害だから仕事を辞める
  • 適応障害だからB型を利用する

と一律に決める必要はありません。

大切なのは、

  • 今、何がつらいのか?
  • どのような環境なら働き続けられそうか?
  • どんな支援があれば無理なく働けるのか?

を整理することです。

「続ける」だけではなく、

  • 休む
  • 働き方を変える
  • 段階を踏んで働く

という選択肢もあります。

一人で抱え込まず、医療機関や相談支援機関などに相談しながら、今の自分に合った働き方を探してみてください。

※この記事は適応障害の診断や治療を行うものではありません。
症状について不安がある場合は、医療機関などの専門機関へご相談ください。

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この記事を書いた人

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スタッフ わたなべ
コンフィブログの中の人。 コンフィアンサで支援員として利用者さんの就労支援や日常生活のサポートを行いながら、障害のある方の働き方や制度について、現場での経験を交えて発信しています。 自身も適応障害とうつ病の診断を受けた経験があり、支援する側と当事者の両方の視点から、「一人ひとりに合った働き方」を一緒に考えることを大切にしています。 これまでに、就労継続支援A型事業所の支援員をはじめ、旅行会社、コンサルタント、Webディレクター、工場勤務など、さまざまな業種で働いてきた経験を活かし、一人ひとりの状況や悩みに寄り添った支援と情報発信を心がけています。
適応障害と仕事。働けないときに考えたいこと
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