こんにちは。
コンフィアンサ Staffです!
この記事では、障がいを持つ人が選べる働き方についてまとめています。
自身の症状・体調に合う働き方ができると、お仕事は長く続けていきやすくなります。
また、配慮がある働き方なら、その時々のできる事に応じたサポートまで受けることもできます。
今回は多様な働き方と特徴、メリット・デメリットを解説していきます。
一般企業
障がい・病気を開示するか開示しないかで、大きく2つの働き方に分けられます。
従業員は健常者が多くを占め、障がい・特性への配慮は後述の特例子会社や就労支援と比較すると手薄な傾向があります。
| 一般企業 | 特徴 |
|---|---|
| 運営目的 | 主に営利 |
| 業種・職種の幅 | ★★★★★ 幅は多種多様 |
| 賃金額 | ★★★★★ 地域、評価、能力、資格などにより幅が広い |
| 求められる能力 | ★★★★★ 安定的な勤務状況は基本として、高い職務能力と向上を求められる |
| 障害への配慮 | ★★☆☆☆ まだまだ不足気味なのが現状 |
クローズ就労
障がいを企業に開示しない就労形態で、選考・就労・給与条件など健常者と同じ条件での働き方です。
求人の業種・職種、給与の幅が広い傾向がありますが、障がい・特性への配慮は特に考慮されないので、より高い自己管理能力やセルフケア、キャリアアップの為の自主性が求められます。
また、障がいを持つ方の定着率は低い傾向があるといわれています。
企業によっては、障がいの告知義務があったり、求人面接で病歴を問われることもあります。
- ○メリット
- 選考・就労・給与条件などが健常者と同じ。
- 障がい者扱いされない環境。
- 最低賃金以上が保証されている。
- ×デメリット
- 障がい・特性への配慮は期待できない。(体調不良時の対応、通院のスケジュール調整など)
- 「障がいを開示しない」という精神的負担がある。
オープン就労
一般雇用枠
障がいを企業に開示し、選考枠は健常者と同様、就労・給与条件など健常者と同様・もしくは近い条件での就労形態です。
- ○メリット
- 障がい・特性への配慮を受けやすい。(体調不良時の対応、通院のスケジュール調整など)
- 業種・職種の幅は障害を開示する働き方の中では最も広い。
- 最低賃金以上が保証されている。
- ×デメリット
- 健常者と同様の基準で選考されることが多い。
- 障がい・特性への配慮が充分にあるわけではない。
- 給与面、昇給面でクローズ就労より低くなる傾向がある。
障害者雇用枠
障がいを企業に開示し、選考枠は障がい者手帳の所持者に限られた就労形態です。
- ○メリット
- 選考は障がいを持つ方の中で行われる。
- 障がい・特性への配慮を受けられる。
- 最低賃金以上が保証されている。
- ×デメリット
- 選べる業種・職種が狭くなる。
- 給与面、昇給面で一般雇用枠からさらに低くなる傾向がある。
特例子会社
事業主が障がい者の雇用に特別な配慮をした子会社。選考枠は障がい者手帳の所持者に限られた就労形態です。
従業員は障がいを持つ方が中心で、親会社の業務の補佐的な仕事が多い傾向があります。
専門的な支援スタッフ(職業生活相談員やジョブコーチなど)が常駐しているので、障害、特性に応じた配慮がある環境です。
- ○メリット
- 選考は障がいを持つ方の中で行われる。
- 障がい・特性への配慮が充分にある。
- 最低賃金以上が保証されている。
- ×デメリット
- 選べる業種・職種が狭く、親会社の補助業務が中心的。
- 給与面で一般企業からさらに低い傾向がある。
- 昇給面は限られる場合が多い。
| 特例子会社 | 特徴 |
|---|---|
| 運営目的 | 障がい者の雇用を促進し、安定した就労環境を確保する。 |
| 業種・職種の幅 | ★★★☆☆ 親会社の補助的な業務が多い |
| 賃金額 | ★★★☆☆ 一般企業よりも低い傾向があるが、最低賃金以上は保証されている。 |
| 求められる能力 | ★★★★☆ 安定的な勤務状況、主に定型業務の遂行能力、業務に必要な基本的なコミュニケーション(報連相など)を求められる |
| 障害への配慮 | ★★★★☆ 職業生活相談員やジョブコーチなど障害、特性に応じた配慮、配置、業務割など |
就労支援
障がいや病気を持ち、就労(クローズ、オープン問わず)をする・就労を続けることのハードルが高い方が対象の福祉サービス。
就労支援事業所を利用し、訓練を通して仕事に就く・続ける力、知識を習得・経験していきます。
参考リンク:障害者の就労支援対策の状況|厚生労働省
就労継続支援A型事業所
雇用契約を結び、就労支援サービスを利用する形態です。
配慮はありつつも、一般企業での就労により近い環境で訓練することができます。
また、雇用契約を結ぶので、事業所所在の都道府県での最低賃金を受け取ることができます。
- ○メリット
- 最低賃金以上が保証されている。
- 障がい・特性への配慮が充分にある。
- 業務の責任は利用者にないので、気負いせずに挑戦できる。
- ×デメリット
- 給与面、昇給面の上昇は望めないことが多い。(最低賃金は除く)
- 基礎的な訓練が中心になるので、専門的なスキルアップは望みにくい。
- 利用対象年齢が原則満65歳まで。
| 就労継続支援A型事業所 | 特徴 |
|---|---|
| 運営目的 | 障がいや病気を持ち、一般企業での働くことが難しい方に、 「雇用契約」に基づく就労機会の提供、および「知識・能力の向上のための訓練・支援」を行い、 継続的な自立生活を支援する。 |
| 業種・職種の幅 | ★★☆☆☆ 軽作業や清掃、製造、PC作業などが多い。 |
| 賃金額 | ★★☆☆☆ 雇用契約による最低賃金が保証されている。 |
| 求められる能力 | ★★☆☆☆ 作業能力よりも ・安定的な勤務状況 ・業務に必要なコミュニケーション ・就労を続ける為の自己理解・セルフケア など の習得・経験を目指す。 |
| 障害への配慮 | ★★★★☆ 障がい、特性、体調、能力に応じた配慮、環境、業務割など |
近隣市町村の就労継続支援A型事業所の一覧
就労継続支援B型事業所
雇用契約を結ばずに、就労支援サービスを利用する形態です。
雇用契約は結ばないので、受け取れる工賃は基本的には少ないですが、A型事業所よりさらに配慮がある環境でサービスを利用(訓練)することができます。
- ○メリット
- 障がい・特性に加え、体調への配慮が充分にある。
- 年齢制限がなく間口が広い。
- 業務の責任は利用者にないので、気負いせずに挑戦できる。
- ×デメリット
- 工賃での報酬支払いで、収入としては低い傾向がある。
- 基礎的な訓練が中心になるので、専門的なスキルアップは望みにくい。
| 就労継続支援B型事業所 | 特徴 |
|---|---|
| 運営目的 | 障がいや病気を持ち、「雇用契約」を結び働くことが難しい方へ 就労機会の提供、および「知識・能力の向上のための訓練・支援」を行い、 自立生活と社会参加を支援する。 |
| 業種・職種の幅 | ★☆☆☆☆ 軽作業や農業などを細分化した作業が多い |
| 賃金額 | ★☆☆☆☆ 働いた成果に対しての工賃 |
| 求められる能力 | ★☆☆☆☆ 作業能力よりも ・心身の調子を整え、通所が継続できること ・基本的なコミュニケーション ・基本的な自己理解・セルフケア など の習得・経験を目指す。 |
| 障害への配慮 | ★★★★★ 障がい、特性、体調に合わせた通所ペース、環境、作業内容など |
近隣市町村の就労継続支援B型事業所の一覧
【まとめ】障がいを持つ人の働き方の種類を解説【一般就労・就労支援・A型・B型】
ここまでで「障がいを持つ人が選べる働き方」を紹介してきました。
それぞれの働き方にはそれぞれメリット・デメリットがありますが
お仕事をしていく上で大事なのは「自分がつぶれてしまわないこと」かなと思います。
ご自身の体調・症状、生活環境や今、できる範囲のことと
自分の一歩先に挑戦することを加味しながら、自身に合った働き方を選ぶ事で負荷は減らしつつ、能力を活かせる環境で長く働き続けやすくなります!
参考リンク:障害者の就労支援対策の状況|厚生労働省
| 特徴 | 一般企業 | 特例子会社 | 就労継続支援 A型事業所 | 就労継続支援 B型事業所 |
|---|---|---|---|---|
| 障害・病気の開示 | クローズ:開示しない オープン:開示する | 開示する | 開示する | 開示する |
| 運営目的 | 主に営利 | 障がい者の雇用を促進し、 安定した就労環境を確保する。 | 「雇用契約」に基づく 就労機会の提供、および 「知識・能力の向上のための訓練・支援」 | 「雇用契約」を結ばない 就労機会の提供、および 「知識・能力の向上のための訓練・支援」 |
| 雇用契約 | ○ | ○ | ○ | × |
| 業種・職種の幅 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| 賃金額 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| 求められる能力 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
| 障害への配慮 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |











