こんにちは。
コンフィアンサ スタッフのわたなべです!
発達障害があり、仕事が続かないと悩んでいる方は少なくありません。
- ミスが多いと思う・言われる…
- なぜか人間関係がうまくいかない…
- 仕事に行くのがつらくなる…
- 何回も仕事を辞めてしてしまう…
- 長く働けない… など
このような経験を繰り返すと、
「どこに行っても続かない。」「自分は働けないのではないか。」と不安になってしまいます。
ここで大切なのは、能力が足りないと抱え込むのではなく、
自分の傾向(特性)と環境を整理してみることです。
この記事では、
- 発達障害がある方が仕事が続かないことがある理由と対処法
- 無理なく通える就労支援制度について
- 実際に就労支援制度を利用している方の声
をまとめています。
もし「発達障害」と「仕事が続かない」でお悩みなら、ぜひ読んでみてください。
【理由・対処】発達障害で仕事が続かないのは「特性」と「環境」のミスマッチかも。
発達特性が影響している可能性のある困りごとで働く負荷が大きくなり、仕事を転々としてしまったり、自分は働けない。と感じることがある。といったご相談やお悩みをよく伺います。
たくさんの方からのお話を伺い、以下の点が共通しているかなと感じます。
- 仕事中に混乱しやすい
- 指示が分かりにくいと混乱しやすい。
- 曖昧な指示が苦手。
- 優先順位が分からない。
- 急な変更に弱い。
- 些細なミスを何度もしてしまう。 など
- 人間関係での不安
- 雑談が苦手。
- 空気を読むのが難しい。
- 怒られると強く落ち込む。 など
- 疲れやすく長時間働けない
- 集中力の波がある。
- 感覚過敏がある。
- 意識が分散してしまい疲れやすい。 など
これらは、自分の傾向(特性)の理解不足とお仕事環境のミスマッチが関係している場合があります。
→「発達特性と発達障害の違い」では、困りごとが生じる考え方を詳しく解説しています。
一口に発達障害といっても、ご自身の発達特性(傾向)によっていくつかの特徴があります。
なので、発達障害そのものより「どんな場面で何に困るのか」に注目・整理することが対処法を見つけるカギになります。
上記の例だと、
- 仕事中に混乱しやすい
- 指示は口頭だけでなく、メモやチャットなど文字でも確認する。
- 「いつまでに・何を・どこまで・優先順位」を具体的にする。
- やることを頭の中だけで管理せず、メモ・予定表・リマインドに出す。
- 予定変更がある場合は、できるだけ早めに共有してもらう。
- 作業時間を短く区切り、途中で小休憩を入れる。 など
- 人間関係での不安
- 業務が円滑に進むのであれば、雑談は必須でない。
- 特定の話題では、発言しない。などのルールを決めておく。
- 困ったときの相談先や相談の方法を事前に決めておく。
- 自分が理解しやすい説明方法を周囲に伝える。 など
- 疲れやすく長時間働けない
- 集中しやすい時間帯に、重要な作業を置く。
- 苦手な刺激が多い場所では、席・休憩場所・イヤホンなどを工夫する。
- 作業を「今やること」「後でやること」に分ける。 など
このように、困りごとごとに対処法を考えることで、働きやすさにつながる場合があります。
■参考になりそうな記事:
→発達特性と発達障害の違いとは?診断名より「困りごと」に注目する理由
【対処・工夫】時間はかかるけど、1つづつ。
箇条書きにしてみると、
- どんな場面で何に困ってるかを知る。
- 自分の傾向・対処法を知る。
- 働き方や環境を見直す。
- 自分の特性と対処法を知ってもらう。
と、意外とシンプルなステップです。ですが、時間はかかります。
2.自分の傾向を例にしてみても、
- 自分で”こういう傾向がある”を見つける。
- 周りの人から”こういう傾向・人”の意見を聞いてみる。
- 自分が他者の意見を受け入れる。
- 対処法を探る。
と、ステップはさらに細かくなります。
そして、2-3 自分が他者の意見を受け入れる。
“こうしているつもりの自分”と”他者から見えている自分”のギャップが大きいほど、受け入れられるまで時間がかかることが多いです。
これは就労支援の現場でもよくある出来事です。
■参考になりそうな記事:
→職業準備性とは?働くための5つの土台をチェックリストで解説
【コツ】1人で解決しようとしない。
失敗が続いたり、話しづらい環境だと、どうしても1人で抱えがちですが、そういう時は大抵1人ではもう、どうしようないことがほとんどです。
私も1人で抱え込んでしまうこともありますが、
そういう時ってまず自分が「1人で抱え込んでいる」ことに気づいてないし、いつまでたっても解決してないです。
なので、周囲の人からの意見を聞いてみたり、専門の窓口・人などに協力をお願いしましょう。
でも、同時に忘れてはいけないのは要求するだけの人にならないこと。
自分ができること・すべきことはし、サポートが必要なことは協力してもらう。のが他者との関わりで自分を擦り減らさないポイントです。
■【理由・対処】自分の傾向(特性)と環境のミスマッチがあると能力を発揮しづらい。
発達障害そのものより「どんな場面で何に困るのか」に注目・整理することが対処法を見つけるカギ。
周囲の人からの意見を聞いてみたり、専門の窓口・人などに協力をお願いし、1人で解決しようとしない。のがコツ。
シンプルなステップだが、時間はかかる。
- どんな場面で何に困ってるかを知る。
- 自分の傾向・対処法を知る。
- 自分で”こういう傾向がある”を見つける。
- 周りの人から”こういう傾向・人”の意見を聞いてみる。
- 自分が他者の意見を受け入れる。
- 対処法を探る。
- 働き方や環境を見直す。
- 自分の特性と対処法を知ってもらう。
■参考になりそうな記事:
→発達特性と発達障害の違いとは?診断名より「困りごと」に注目する理由
→職業準備性とは?働くための5つの土台をチェックリストで解説
【1番大切!】働けないときは無理しないで。
まずは何はともあれ健康面。
心身の負担が大きいなら、まずは、「動いても少しの余力が残せる」あたりまで健康と生活面を整えることをおススメします。
そして社会復帰には段階があり、社会復帰=正社員というわけではありません。
いきなりフルタイムで働くのではなく、例えば
- 短時間から始める
- 週に数回から通う
- サポートを受けながら働く
- 自分に合う環境を知る・探す
など、このように少しずつ慣れていく方法もあります。
短時間から通える場所や、サポートを受けながら働ける環境を利用することで、働くことへの不安を減らしていくことができます。
■参考になりそうな記事:
→「出された薬は飲もう。」と言われる理由を支援員が解説します!を詳しく見る
仕事が続かないことに不安を感じている方へ
何度も仕事が続かない・仕事を転々とするといったことを経験すると
- この先どうすればいいのか分からない
- 社会復帰できる気がしない
- 自分に合う仕事が分からない
- 働くのが怖い
と感じてしまうことがあります。
しかし、無理をしながら、仕事を続けることが正解とは限りません。
大切なのは、今の自分に合った方法で少しずつ社会復帰を目指すことです。
そんな発達障害を持っていて働くことに不安がある方のために、就労支援という制度があり、体調に合わせて無理なく通うことができます
体調や気持ちの面での不安がある方でも、就労支援によるサポートを受けつつ、自分のペースで社会復帰を目指すことができます。
また、就労支援以外にも、医療・住まい・お金・生活など、状況に応じて利用できる制度や支援があります。
困りごと別に利用できる制度や相談先については
「社会資源とは?困りごとから利用できる制度・支援をまとめました」をご覧ください。
【社会復帰の練習として】就労支援という制度がある
働くことに不安がある方のために、福祉サービスとして就労支援があります。

主な種類
- 就労移行支援
- 就労継続支援A型
- 就労継続支援B型
この中でも、体調や特性に合わせて長く働くための訓練ができる就労継続支援B型がおすすめです。
就労継続支援B型とは
就労継続支援B型は、精神障害や体調面に不安がある方でも通える福祉サービスです。
特徴
- 週1回から通える
- 短時間OK
- 体調優先で通える
- サポートあり
- 工賃がもらえる
作業内容の例
- 軽作業
- 封入作業
- 清掃
- 仕分け
- パソコン作業
この様な環境下で、自分のペースで無理なく働く練習ができます。
■参考になりそうな記事:
→就労継続支援B型事業所とは?
→就労継続支援B型は自分に向いてる?|マッチする人、しない人の特徴
【利用者さんの声】社会復帰を目指してコンフィアンサに通われている方のケース
実際にコンフィアンサの利用者さんの中にも、
- 発達障害で仕事が続かない
- 職場の人間関係がつらい
- 何度も転職している
- 自分に合う仕事が分からない
という悩みを抱えて相談に来られる方が多くいます。
最初は見学だけのつもりで、体験~利用を通して今では毎日通えるようになった利用者さんもいます。
→【利用者さんの声】ご利用11ヶ月目のAさん を詳しく見る。
無理に元の状況に戻ろう・戻そうとせず、
今の自分の体調や特性と向き合いながら、焦らずに自分のペースで社会復帰を目指すことが大切です。
■参考になりそうな記事:
→【利用者さんの声】ご利用11ヶ月目のAさん を詳しく見る。
【まとめ】発達障害で仕事が続かないと感じる方へ【無理せず働く方法と就労支援という選択】

発達障害を持つ方のお仕事に関する悩みは、他の人にはなかなか理解してもらえないことも多く、1人で抱え込んでしまっている人も多いものです。
ですが、今回紹介した就労継続支援B型事業所のように、自分と似た悩みを抱えた方と出会えたり、配慮やサポートがある環境の中で社会復帰を目指せる場所もあります。
「今の働き方が苦しい」「何度も仕事が続かない」と感じている場合は、一人で抱え込まず相談から始めてみてください。
■【まとめ】発達障害で仕事が続かないと感じる方へ
・発達障害そのものより「どんな場面で何に困るのか」に注目・整理することが対処法を見つけるカギ。
・周囲の人からの意見を聞いてみたり、専門の窓口・人などに協力をお願いし、1人で解決しようとしない。のがコツ。
・シンプルなステップだが、時間はかかる。
- どんな場面で何に困ってるかを知る。
- 自分の傾向・対処法を知る。
- 自分で”こういう傾向がある”を見つける。
- 周りの人から”こういう傾向・人”の意見を聞いてみる。
- 自分が他者の意見を受け入れる。
- 対処法を探る。
- 働き方や環境を見直す。
- 自分の特性と対処法を知ってもらう。
・心身の負担が大きいなら、まずは、「動いても少しの余力が残せる」あたりまで健康と生活面を整えるのがおススメ
・ゆっくりでも社会復帰を目指す方法はある
(例:就労継続支援B型事業所などの就労支援サービス)
■参考になりそうな記事:
→発達特性と発達障害の違いとは?診断名より「困りごと」に注目する理由
→職業準備性とは?働くための5つの土台をチェックリストで解説
→「出された薬は飲もう。」と言われる理由を支援員が解説します!を詳しく見る
→障がいを持つ人の働き方の種類を解説
→就労支援はどこがいい?失敗しない選び方を解説
→「社会資源とは?困りごとから利用できる制度・支援をまとめました」
→就労継続支援B型事業所とは?
→就労継続支援B型は自分に向いてる?|マッチする人、しない人の特徴
→【利用者さんの声】ご利用11ヶ月目のAさん










