職業準備性とは?働くための5つの土台とチェックリスト

目次
スポンサードリンク

こんにちは。
コンフィアンサスタッフ わたなべです!(/・ω・)/

今回の記事では、

  • 仕事が続かない
  • 働くのが怖い
  • 何から整えればいいか分からない

そんな方に向けて、「職業準備性とは?働くための5つの土台のチェックリスト」について分かりやすく解説します。

仕事が続かない、働くことに悩んでいる方は、一度、ご自身と照らし合わせてお仕事での悩み解決のヒントにしてみてください。

【職業準備性】ってどうゆう意味?

職業準備性とは、お仕事を無理せずに長く続けていくための「土台の力」を指す言葉です。

5つの要素を積み上げてピラミッドにしたもので、下位の要素ほど重要度が高いです。

このピラミッド型の図を職業準備性ピラミッドとも呼んでいます。

【職業準備性】なんで、下ほど重要?

高齢・障害・求職者雇用支援機構では、以下の様に説明されています。

できているものが増えれば増えるほど、働く土台がしっかりしてくるので
安定した職業生活につながりやすくなると思われます。

引用元:高齢・障害・求職者雇用支援機構

この説明を箇条書きにすると…

職業準備性が高い(自身のピラミッドが安定)状態

働く土台がしっかりしている。

仕事をすること自体の負荷が小さい。

仕事を続けていける。

職業準備性が低い(自身のピラミッドが不安定な)状態

働く土台がもろい・不安定

仕事をすること自体の負荷が大きくなる。

働く意欲が落ち、仕事が続かない。

さらにイメージ図にすると、

ピラミッドの下位が小さい(できることが少ない)状態で、上位を大きくしようとすると…

ぐらぐらと、ぐらつきやすい。=不安定

ピラミッドの下位が大きい(できることが多い)状態で、上位を大きくしようとすると…

どっしり、揺るがない。=安定

と、お仕事を無理せずに長く続けていくためには、職業準備性(土台の力)が大切なのが分かります。

次の章では、5つの要素をそれぞれ解説していきます。

【職業準備性】5つの要素

職業準備性の5つの要素として

があり、これらが以下の順番で積み上がっています。

重要度ピラミッド段数職業準備性
★☆☆☆☆5段目職業適性
★★☆☆☆4段目基本的労働習慣
★★★☆☆3段目対人スキル
★★★★☆2段目日常生活
★★★★★1段目健康

ここからは各要素のチェックポイントや活用できる社会資源や支援サービスを解説していきます。
社会資源とは?困りごとから利用できる制度・支援を支援員がまとめました!

1段目:健康

最も下段で、全ての土台になるのが健康

しんどさがある状態は、何もしていなくても辛いものです。

常に万全とは言わずとも、まずは動ける状態に体調を整えるところから始めましょう。
「出された薬は飲もう。」と言われる理由を支援員が解説します!

  • 健康のチェックポイント

☐自分の体調管理
☐自分の病気・障害について理解度
☐栄養バランスが良い食事
☐定期的な通院
☐適切なお薬
☐医師の処方通りの服薬
☐自分の体調が崩れる条件
☐体調不良時の対応
☐援助・支援の相談や要請ができているか? など

障害を持っていて働けないとお悩みの方は、この点を見落とされている方も多く、コンフィアンサ(就労継続支援B型)に通いながら、ここを整えている方も多くいらっしゃいます。
発達特性と発達障害の違いとは?診断名より「困りごと」に注目する理由

2段目:日常生活

健康の次は、2段目 日常生活

お仕事うんぬん。以前に大事なのはプライベートの時間。

生活面と先の健康面を整えていくことで、仕事にも向き合いやすくなります。

ここまでは自分の内の領域

  • 日常生活のチェックポイント

☐生活リズムの定着
☐起床・就寝時間の安定(習慣化)
☐身だしなみ(清潔感ある髪型・服装など)
☐計画を持った金銭管理
☐生活の中のルール(社会性)の認知 など

1人で生活リズムを整えるのは、なかなか難しいものですが、就労継続支援B型などの支援サービスを利用して、生活の軸を立ててリズムを整えることもできます。
就労継続支援B型は自分に向いてる?|マッチする人、しない人の特徴

実際にコンフィアンサでは、生活リズムが整わなかった方が、週1回利用から始めて現在は週5日を安定して通所されているケースもあります。
【利用者さんの声】ご利用11ヶ月目のAさん

3段目:対人スキル

3段目からは、自分の外へ!

人との関わりは一朝一夕で完璧になるものではなく、生きていく限り続いていきます。

ここでは、他者をどうするか?より
自分の考え方・行動を調整してみたりするのがポイントです。

  • 対人スキルのチェックポイント

☐非言語コミュニケーション
☐感情・情緒のコントロール
☐意思表示
☐言葉づかい
☐協調性
☐あいさつ
☐会話
☐共同作業ができるか? など

対人面で不安がある方は、コミュニケーションでの配慮がある就労継続支援B型を活用されているケースも多くあります。

4段目:基本的労働習慣

ここからは、ついにお仕事!
まずは、基本的労働習慣

お仕事には、どの会社、どんな業種・職種でも共通していることがあります。

これまでの健康~対人スキルを踏まえ、この基本の労働習慣を固めていくことで、選べる仕事の幅がぐっと拡がります。

就労継続支援サービスでは、お給料・報酬を受け取りながら、自分のペースで労働習慣を身に付ける訓練ができます。

  • 基本的労働習慣のチェックポイント

☐働く場のルールの理解
☐安定した勤怠
☐危険への対処・知識
☐仕事の報告・連絡・相談
☐欠勤時の連絡
☐就労への意欲
☐業務への意欲
☐勤務態度
☐業務の持続力・集中力 など

5段目:職業適性

最上段の5段目 職業適性

ここまでの健康~基本的労働習慣を積み重ねて、最上段でようやく「作業の質・スピード・効率」が求められてきます。

逆に言うとここまでが不安定だと、職業適性をうまく発揮できない。ということになります。

仕事や就労支援を転々としてしまう方の中には、職業適性に注目しすぎて、健康~基本的労働習慣を見落としてしまっているケースが多々あります。

  • 職業適性のチェックポイント

☐作業環境の変化への対応
☐就労能力の自覚(作業適性・量)
☐指示理解
☐作業の正確性
☐作業速度
☐能率の向上 など

  • 活用できる社会資源・支援サービス
    • 職業訓練
    • 就労移行支援
    • 就労定着支援
    • ジョブコーチ など

【まとめ】職業準備性(土台)が不安定だと揺らぎやすい。

自分の状態・できていることをピラミッド型に整理してみることで、現在の自分の整えるべき点が見えてきます。
もし、整える点が複数あったとしても、職業準備性ピラミッドに当てはめてみることで、優先順位をつけることができます。

また、職業準備性は一気に整えられるものではなく、自分1人で整えようとすると大変難しいものです。
なので、就労支援サービスを利用しながら整えていく方法もあり、
実際、コンフィアンサでは、生活リズムや体調面に課題があった方が、少しずつ土台を整えながら通所を継続しているケースがあります。

  • 職業準備性とは、無理せず仕事を長く続けていくための「土台の力」
  • 以下の順で下から積み上げるピラミッドの考え方。これを「職業準備性ピラミッド」という。
  • 下ほど重要度 高
  • 下位(健康・生活)が弱い状態で、上位(職業適性・労働習慣)を強くしようとすると不安定になりやすい。
  • 仕事や就労支援が続かない方の中には、職業適性に注目しすぎて、健康~基本的労働習慣を見落としてしまっているケースが多々ある。
重要度ピラミッド段数職業準備性活用できる社会資源・支援サービス
★☆☆☆☆5段目職業適性職業訓練
就労移行支援
就労定着支援
ジョブコーチ など
★★☆☆☆4段目基本的労働習慣職業訓練
就労選択支援
就労継続支援A型事業
就労継続支援B型事業 など
★★★☆☆3段目対人スキル精神科デイケア
自立訓練
グループホーム
就労選択支援
就労継続支援B型事業 など
★★★★☆2段目日常生活訪問介護
訪問看護とは?
精神科訪問看護とは?
計画相談支援
生活介護
自立訓練
グループホーム
障がい者手帳
就労選択支援
就労継続支援B型事業
生活困窮者自立支援制度
生活保護制度
障害年金 など
★★★★★1段目健康病院・薬局
訪問看護
訪問看護とは?
精神科訪問看護とは?
精神科デイケア
生活介護
自立訓練
グループホーム
高額療養費制度
自立支援医療制度
生活困窮者自立支援制度
生活保護制度 など

この記事では職業準備性の考え方を中心に紹介しましたが、実際には各段階で利用できる制度や支援があります。
困りごと別に利用できる社会資源をまとめた記事も、あわせて参考にしてください。
社会資源とは?困りごとから利用できる制度・支援を支援員がまとめました!

■コンフィアンサは就労継続支援B型事業所
募集要項
コンフィアンサの支援
作業以外のトレーニング
事業所の様子
仕事・訓練の内容
就労実績
コンフィアンサに相談してみる

■参考になりそうな記事:
□働く土台
「出された薬は飲もう。」と言われる理由を支援員が解説します!
発達特性と発達障害の違いとは?診断名より「困りごと」に注目する理由
□制度・支援
社会資源とは?困りごとから利用できる制度・支援を支援員がまとめました!
訪問看護とは?
精神科訪問看護とは?
精神科デイケアとは?
障害者手帳とは?
計画相談支援とは?
障害者グループホーム(共同生活援助)とは?
自立支援医療(精神通院医療)とは?
障害年金とは?
就労選択支援とは?
就労継続支援A型事業所とは?
就労継続支援B型事業所とは?
□就労支援
障がいを持つ人の働き方の種類を解説
就労継続支援B型は自分に向いてる?
【利用者さんの声】ご利用11ヶ月目のAさん
就労支援を辞めたいと思ったら|辞める前に考えてみてほしいこと
□お悩み
働くのが怖いと感じる人へ
精神障害で働けないと感じる方へ
うつ病で働けないと感じる方へ
発達障害で仕事が続かないと感じる方へ
適応障害と仕事。働けないときに考えたいことを支援員が解説
障害も子育ても抱えていて、働けないとお悩みの方へ

■お住まいの地域別まとめ:
寝屋川
枚方
高槻
門真
大東
交野
四條畷
摂津

■参考になりそうな外部リンク:
高齢・障害・求職者雇用支援機構 職業準備性ピラミッド

■働くことや利用に関するご相談はコンフィアンサへ

この記事を書いた人

Picture of スタッフ わたなべ
スタッフ わたなべ
コンフィブログの中の人。 コンフィアンサで支援員として利用者さんの就労支援や日常生活のサポートを行いながら、障害のある方の働き方や制度について、現場での経験を交えて発信しています。 自身も適応障害とうつ病の診断を受けた経験があり、支援する側と当事者の両方の視点から、「一人ひとりに合った働き方」を一緒に考えることを大切にしています。 これまでに、就労継続支援A型事業所の支援員をはじめ、旅行会社、コンサルタント、Webディレクター、工場勤務など、さまざまな業種で働いてきた経験を活かし、一人ひとりの状況や悩みに寄り添った支援と情報発信を心がけています。
職業準備性とは?働くための5つの土台とチェックリスト
関連リンク
カテゴリ別の記事一覧
スポンサードリンク
【"無料"見学受付中】こんなお悩みありませんか?

そのお悩み、一緒に解決しませんか?

サービス管理責任者 長井

コンフィアンサは
就労の継続が困難な障がいを持つ方を対象とした
働きながら訓練ができる「就労継続支援B型事業所」です。