就労支援を辞めたいと思ったら|辞める前に考えてみてほしいこと

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こんにちは。
コンフィアンサスタッフ わたなべです!(/・ω・)/

就労継続支援B型や就労移行支援を利用していると、

  • 「辞めたいです。」
  • 「別の事業所へ行こうと思っています。」

という相談を受けることがあります。

もちろん、事業所を変えること自体が悪いわけではなく、
実際に環境を変えたことで自分に合う事業所が見つかる方もいます。

しかし一方で、理由を整理しないまま事業所を転々としてしまい、同じことを繰り返してしまう方も多く見かけます。

そこで、今回は支援員をしていて感じる「辞める前に一度考えてほしいこと」をまとめてみました。

【まずは】よく聞くケース

まず、通い始めは

  • 不安感
  • 生活リズム
  • 作業内容
  • 他の利用者と比較してしまう
  • 気疲れ
  • 気分・症状の波

など、色々な理由で「早かったかも…」「自分には合ってない…」と感じている。といった話をよく聞きます。

また、事業所に慣れてきても

  • 季節の変わり目
  • 気分・症状の波
  • 人間関係(嫌われているかも…、怒られた…など)
  • 環境の変化(作業が変わった。新しい利用者が増えた。など)

などの要因でも、通所が不安定になる方もよくよく見受けます。

といったように、「辞めたい」と感じたり、思い浮かぶことは珍しいことではありません。

  • 通い始めによく聞くケース
    • 不安感
    • 生活リズム
    • 作業内容
    • 他の利用者と比較してしまう
    • 気疲れ
    • 気分・症状の波
  • 事業所に慣れた頃によく聞くケース
    • 季節の変わり目
    • 気分・症状の波
    • 人間関係
      (嫌われているかも…、怒られた…など)
    • 環境の変化
      (作業が変わった。新しい利用者が増えた。など)

【前提として】辞めた方がいいケースもあります

逆に

  • 暴言・暴力など安心して利用できない環境。
  • 希望が反映されていない支援計画。
  • 通所すること自体が強いストレス。
  • スタッフとの信頼関係が築けない。

等の理由であれば、転所という選択肢は必要です。
むしろ、早急に次を検討した方がよいと思います。

  • 辞めた方がいいケース
    • 暴言・暴力など安心して利用できない環境。
    • 希望が反映されていない支援計画。
    • 通所すること自体が強いストレス。
    • スタッフとの信頼関係が築けない。

【忘れがち】「就労支援=一般企業で働いている」ではない。

就労支援を利用されている方が忘れがちなのが、「就労支援=一般企業で働いている」ではない。という点。

就労支援事業を利用していると

  • 作業ができる・できない。
  • 歴が長い・短い。

など作業内容や人間関係など、目の前の困りごとばかりに目が向いてしまいがちですが、
就労支援事業所には「支援がある」ことを忘れていませんか?

スタッフとして感じるのは、「支援がある」という一番大切な部分を十分に活用できていない方が少なくないということです。

「辞めたい」と思ったときこそ、辞めるか続けるかだけで考えるのではなく、今の困りごとをどう改善できるかという視点を持つことが大切です。
そこで、一人で結論を出すのではなく、今感じていることを支援員に相談して、支援を上手く活用してみて欲しいです。

【相談したとして】何て言われるか?

「辞めたいと思ってます。」
おそらく、気軽に相談できる方は多くないでしょう。

  • 何て言われるかな?
  • 怒られるかな?
  • 引き留められるかな?

こんな想像をする方がほとんどだと思います。

スタッフとしては、「辞めたい」という相談を受けること自体は珍しいことではありません。そのため、強く引き留められることは、ほとんどないと思います。

一方で、その場で「分かりました。」と終わることも少なく、

  • なぜ辞めたいと思ったのか
  • 何があったのか
  • 今困っていることは何か

などを一緒に整理するための時間が設けられることが一般的です。
話をしていく中で、今の事業所で改善できることが見つかる場合もあれば、話し合った結果、転所という選択が適していると判断されることもあります。

お困りごと→解決策・改善案→結果の一例

もちろん、すべてのケースで解決できるわけではありません。
しかし、実際には「辞めるしかない」と思っていたことが、支援や環境調整によって改善するケースも少なくありません。

よくある理由支援で行うことの例改善したケース
体力的に通所がつらい。・利用ペースの調整
・作業内容の調整
・生活リズムや服薬状況の確認
・必要に応じて主治医との情報共有
・通所日数を調整して継続できた
・作業内容を変更して負担が減った
・生活リズムや体調が安定した
人間関係がネック。・状況の振り返り・事実確認
・本人・相手双方から話を聞く
・コミュニケーションのすれ違いを整理
・席や作業環境の調整
・誤解が解けた
・認知の偏りに気付けた
・配置変更で通いやすくなった
他の利用者と比較してしまう・個別支援計画を一緒に振り返る
・以前の自分との変化を確認する
・作業内容の調整
・必要に応じて治具や補助具を活用する
・生活リズムや体調の確認
・自分の目標を再確認できた
・比較する相手ではなく、自分の成長に目を向けられた
・自分に合った作業で前向きに通所できた
生活面での負荷が大きくなった・相談支援専門員や関係機関との連携
・利用できる福祉サービスの提案
・必要に応じて医療・行政機関との情報共有
・他の支援につながり、生活面の負担が軽減した
・生活が安定し、通所を継続できた
・事業所だけでは解決できない課題を関係機関と一緒に対応できた
就職活動を始めたいからやめます・履歴書・職務経歴書の添削
・面接練習
・自己分析のサポート
・求人探し
・利用を続けながら就職活動を進められた
・自己分析を通して、今後の課題が明確になった

もちろん、すべてのお困りごとが今の事業所だけで解決できるわけではありません。
だからこそ、相談した結果として転所や他の支援機関の利用を提案することもあります。

【もったいない】繰り返してしまうことが多い「辞めます」のパターン

就労支援事業所を利用される方の中には、これまでに複数の事業所を利用してきた方もいらっしゃいます。

もちろん、事業所を変えること自体が悪いわけではありません。
実際に、自分に合った環境へ転所したことで安定して利用できるようになった方もいます。

一方で、「辞めたい」と感じる理由を十分に整理できていないまま転所を繰り返してしまう方もいます。
そうした方が、再び短い期間で「辞めたいです」と相談される場面に出会うことも少なくありません。

スタッフとしては、このようなケースは少しもったいないと感じます。

困りごとの原因や対処法が変わらなければ、事業所が変わっても同じ悩みは繰り返します。

だからこそ、先ほど紹介したような支援や環境調整を活用しながら、一度立ち止まって原因を整理してみることをおすすめします。
その上で転所という結論になれば、それは決して悪い選択ではありません。

そのお困りごとは、本当に事業所が原因ですか?

辞める前に一度考えてみてほしいのが「今感じているお困りごとは、本当に事業所が原因なのか?」ということです。

例えば、

  • 作業内容が自分に合っていないのか
  • 人との距離感に悩んでいるのか
  • 通所日数が負担になっているのか
  • 体調や生活リズムが影響しているのか
  • 家庭環境や将来への不安が大きいのか

同じ「辞めたい」という気持ちでも、原因によって必要な支援や解決方法は大きく変わります。

原因が整理できれば、今の事業所で改善できることが見つかる場合もありますし、転所した方が良いという結論になることもあります。

【まとめ】「辞めます。」のその前に。

私たちは、「辞めないこと」を目標にはしていません。
一番大切なのは、利用者さんが自分に合ったペースで前へ進めることです。

続けることも
辞めることも
就職することも

どれが正解というわけではありません。

一人で結論を出す前に、一緒に理由を整理しながら考えていきましょう。

  • 通い始めによく聞くケース
    • 不安感
    • 生活リズム
    • 作業内容
    • 他の利用者と比較してしまう
    • 気疲れ
    • 気分・症状の波
  • 事業所に慣れた頃によく聞くケース
    • 季節の変わり目
    • 気分・症状の波
    • 人間関係
      (嫌われているかも…、怒られた…など)
    • 環境の変化
      (作業が変わった。新しい利用者が増えた。など)
  • 辞めた方がいいケース
    • 暴言・暴力など安心して利用できない環境。
    • 希望が反映されていない支援計画。
    • 通所すること自体が強いストレス。
    • スタッフとの信頼関係が築けない。
よくある理由支援で行うことの例改善したケース
体力的に通所がつらい。・利用ペースの調整
・作業内容の調整
・生活リズムや服薬状況の確認
・必要に応じて主治医との情報共有
・通所日数を調整して継続できた
・作業内容を変更して負担が減った
・生活リズムや体調が安定した
人間関係がネック。・状況の振り返り・事実確認
・本人・相手双方から話を聞く
・コミュニケーションのすれ違いを整理
・席や作業環境の調整
・誤解が解けた
・認知の偏りに気付けた
・配置変更で通いやすくなった
他の利用者と比較してしまう・個別支援計画を一緒に振り返る
・以前の自分との変化を確認する
・作業内容の調整
・必要に応じて治具や補助具を活用する
・生活リズムや体調の確認
・自分の目標を再確認できた
・比較する相手ではなく、自分の成長に目を向けられた
・自分に合った作業で前向きに通所できた
生活面での負荷が大きくなった・相談支援専門員や関係機関との連携
・利用できる福祉サービスの提案
・必要に応じて医療・行政機関との情報共有
・他の支援につながり、生活面の負担が軽減した
・生活が安定し、通所を継続できた
・事業所だけでは解決できない課題を関係機関と一緒に対応できた
就職活動を始めたいから・履歴書・職務経歴書の添削
・面接練習
・自己分析のサポート
・求人探し
・利用を続けながら就職活動を進められた
・自己分析を通して、今後の課題が明確になった

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この記事を書いた人

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スタッフ わたなべ
コンフィブログの中の人。 コンフィアンサで支援員として利用者さんの就労支援や日常生活のサポートを行いながら、障害のある方の働き方や制度について、現場での経験を交えて発信しています。 自身も適応障害とうつ病の診断を受けた経験があり、支援する側と当事者の両方の視点から、「一人ひとりに合った働き方」を一緒に考えることを大切にしています。 これまでに、就労継続支援A型事業所の支援員をはじめ、旅行会社、コンサルタント、Webディレクター、工場勤務など、さまざまな業種で働いてきた経験を活かし、一人ひとりの状況や悩みに寄り添った支援と情報発信を心がけています。
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